「保育士として働きたい。」「違う園で働いてみたい。」
そう思った時に、まずするべきなのが園見学です。
ホームページを公開されている園も多いので、「園見学にいかなくてもいいよね。」とインターネット上の情報だけで採用試験を受けるのはオススメしません!
園見学へ行かないと分からない、園の雰囲気があるんです。
そして私の経験上、園の雰囲気が自分に合ってるかどうかが就職・転職するにあたって最も大切です!
今まで3回転職活動をしてきて学んだ、園見学の流れと見てほしいポイントをお伝えします。
園見学の流れ
見学したい園に電話をかける
ホームページやハローワーク、学校の求人情報で気になる園を見つけたらまず電話をかけましょう。
電話をかける時間は、子どもたちが午睡をしている
13時〜15時がいいですよ!
その際に園見学をしたい旨を伝えてください。園見学の日時は先方から指定される場合が多いです。
もし指定されなかった場合、10時ごろからがオススメです!
なぜなら、10時ごろだと設定保育などの1日のメインの活動をしている場合が多いからです。
園見学の日時が決まれば、持ち物や交通手段も確認しておいてくださいね。
見学当日
服装を指定された場合は、必ず従ってください。
特に指定されない場合でもオフィスカジュアルのような綺麗めな格好をオススメします。新卒の方はリクルートスーツで問題ありません。
そして指定された時間の5分前には必ず着くようにしましょう。
私は心配性なので15分くらい前には園の近くに着いていましたが、インターホンを鳴らすのは5分前がいいかと思います。
採用担当の保育士さんが保育を抜けて園見学をしてくださる場合もあるので、あまり早くに着いても保育を抜けられない場合があります。
後日、お礼を伝える
新卒の方は、学校からお礼状を出すようにと指示がある場合が多いです。私も新卒の時はそうでした。
転職の際はお礼状を出しても良いですし、直接電話をかけても良いです。何も連絡をしないと、園側から連絡がくる場合がありますよ。
採用試験を受けたいと思っているのであれば、お礼の電話をした際に伝えるとその後の流れがスムーズかと思います!
園見学でみるポイント
保育方針と保育内容
ホームページやパンフレットに必ず載っている項目だと思います。
ですが、本当にそのような保育をされているのか自分の目で確認してください。
私が園見学の際によく見ていたところは、主に3点です。
- 自由保育が多いのか、設定保育が多いのか
- 子どもたちの作品
- 園外保育やお散歩の量
自由保育が多いのか、設定保育が多いのか
どちらが良いのかは完全に本人の好みだと思います。
自由保育がメインの園は、子どもたちがやりたいことを活動に取り入れているので、一斉での活動よりもコーナー別で活動することが多いです。
反対に設定保育がメインの園は、一斉に製作あそびをしたり、体操教室や音楽教室を取り入れたりしています。
子どもたちの作品
子どもたちが描いた絵や、作品をお部屋に飾ってある場合があるので必ず見てみましょう!
私は絵画指導や製作が大の苦手だったので、かなり重要視していました。
園を案内してくれる先生に、「この作品素敵ですね。よく製作はされるんですか?」と尋ねて、さりげなく製作や絵画の頻度を確認していました。
園外保育やお散歩の量
これも完全に好みです!
園庭が広い園は良いのですが、狭い園だとどこで外遊びしているか気になりますよね。
私は外遊びが大好きなのですが、園見学の際にこのポイントを確認し忘れたことがあります。
就職してから、園外保育やお散歩がほとんどない園ということが分かり、残念に思った経験があります。
子どもたちとのびのびと身体を動かしてあそびたい方は是非確認しておいてくださいね。
先生たちの雰囲気や年齢層
園見学の際、職員室や各クラスを回って案内してもらうのですが、必ず先生たちと挨拶をして雰囲気や年齢層を確認しましょう!
私の経験上ですが、年齢層が幅広い園の方が良いです。若い先生が少ない園は、就職しても長く続かず辞めていく先生が多いのかもしれません。
また自分と同世代の先生が多いと、就職した時も安心ですよ!
保育室の壁面装飾
お部屋には子どもたちの作品だけでなく、保育士さんが作った壁面を飾ってある場合が多いです。
壁面装飾は持ち帰り仕事になることも多いので、どれくらいの量なのか、ラミネートされて使い回しできるようにされているか確認しておきましょう。
行事・おたより
行事はホームページやパンフレットで確認できます。運動会や発表会などの大きな行事だけでなく、毎月ある誕生会もどのような規模で行われているのか確認しておくことをオススメします!
行事は保育士の業務量として、かなり多くを占めますよ!
また毎月発行されるおたよりはどのような種類があるのか、聞いておくのも良いです。
保育士として働くと週案、月案、お帳面、個人記録…と必ず必要な書類が膨大にあります。
もしそれ以外にクラスだより・保護者に掲示する毎日の活動記録…などの発行頻度、字数を確認できれば、就職した時の仕事量を想像しやすいです。
行事の規模やおたよりの詳細は、見学するだけでは分かりにくいので質問するのが良いでしょう。
私は採用担当を経験したこともあるのですが、質問をたくさんしてくれる方は「この園のことをよく知ろうとしてくれている!」と好印象でした。
なので緊張すると思いますが、気になったことはどんどん質問してみてくださいね!
まとめ
園見学にいくのはかなり緊張すると思います。実際に私がそうでした。
ですが億劫にならず、気になった園はどんどん見学に行ってくださいね!
見学にいくうちに少しずつ「この園の雰囲気、自分にあっているかも。」と思える園と出会えると思います。
自分のやりたい保育ができそうな園を探してみてください!
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