「保育士は絶対ピアノが弾けないといけない。」「ピアノが苦手だから、保育士は向いていないのかも。」
そんなことはありません!ピアノが弾けなくても、なんとかなるんです。
今回の記事では、ピアノが苦手な人でも安心して保育ができる方法をまとめました。
一番大切なことは、子どもたちが楽しくうたうこと
朝の歌やおかえりの歌、季節の歌…。園生活では様々な場面で歌をうたいますよね。
保育園で歌をうたうねらいは何かというと、
「歌を楽しみながら、季節感を感じる。」「友達や保育者と一緒にうたう心地よさを感じる。」ではないでしょうか?
少なくとも私はこのことを大切にして子どもたちと一緒に歌をうたってきました。
他の楽器やCDを使う
子どもたちが、楽しんで歌をうたえるのであればピアノにこだわる必要はありません。
ピアノが苦手だとしても、ギターやハーモニカが演奏できるのであればそれを使えば良いのです。
演奏できる楽器はひとつもないよ…
そんな方は、CDを使ってください!
CDだと両手が空きますよね。子どもたちと一緒に振りを付けたり、手を叩いたりしてうたえばとっても楽しいですよ。
年齢が小さい子どもは振りを付けたり、身体を動かしたりする方が歌詞も覚えやすいのでオススメです。
片手弾きをする
ピアノは苦手だけど、頑張って演奏したい!
そう思っている保育士さんも多いですよね。
そもそも上司の目が気になって、ピアノ以外使えない…という新人保育士さんもいるのではないでしょうか。
そういった方は、片手で主旋律を演奏してみてください。
ピアノを演奏するにあたって、一番避けたいことは途中で止まることです。
頑張って両手で弾いているけど途中で止まってしまうのであれば、片手だけでもいいので弾き続けてください!
そして子どもたちと一緒に元気よくうたってみてください。
おはようの歌やおかえりの歌など、毎日うたっている歌はスラスラ弾けるようになってきます。
片手でスラスラと弾けるようになれば、簡単な伴奏をつければ良いのです。
ピアノのスキルがいらない園や働き方を選ぶ
ピアノを弾かなくてもいい園や働き方を選んで、就職したり転職したりすることも方法の一つです。
小規模園で働く
- 企業内保育所
- 院内保育所
- 託児所
このような園であれば、少人数であったり、0歳児〜2歳児と年齢に制限があったりするのでピアノをほとんど使わない場合もあります。
パートや保育補助として働く
私は結婚を機にパート保育士として働き方を替えたのですが、それ以降ピアノは弾いていません!
園の方針にもよりますが、クラスリーダーやフルタイム保育士がピアノを演奏することが多いのでパートやアルバイトだと弾かなくていい場合があります。
また保育補助は保育士の手が回らない業務のサポートを行うことがほとんどなので、ピアノ演奏を求められることも少ないです。
まとめ
このように保育士にとって、ピアノが演奏できるということは一番大切なことではないのです。
子どもたちと一緒に楽しく歌をうたうことの方が大切です。
働く場所や働き方を選べば、ピアノを弾く機会もぐんと減りますよ。
ピアノが苦手で自信が持てない保育士さんも、自分に合った方法で乗り切ってくださいね!